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MOVERIO BT-35EでWebRTC通信(試作)

Cooperating RazVision WR and MOVERIO BT-35E

MOVERIO BT-35Eと、WebRTCウェアラブル通信システムRazVision WRの連携を試作しました。BT-35Eはスマホに直結できるようになり、

  • 取り回しがシンプルになり、
  • スマホに挿すだけで使え(使いたいときにすぐ使える)、
  • スマホの選択肢が広がった

等々、使い勝手が向上しました。引き続き当社では、BT-35Eを活用したビデオコミュニケーションの研究を推進していきます。

ウェアラブルカメラ用の部品を試作

最近オープンソースの3D CADである FreeCAD を使って試作設計しています。
以下のモデルは保護グラスにカメラを取り付けるための部品です。

数年前のバージョンを使おうと試みたときは、私が操作した範囲では頻繁にアプリがクラッシュしていたので業務には用いませんでした。

でも最近のバージョン(0.17)は結構使えるという印象です。

設計したモデルをSTLで出力して3Dプリントしました。

ウェアラブルカメラ取付位置の考察

遠隔作業支援用ウェアラブルカメラの選定は悩ましいです … どこで何を撮るのか、撮った動画をどうするのか、必要な解像度・フレームレート・レンズは、等々。ここでは、上図のような作業者と指令所の遠隔コミュニケーション環境において、作業者の体のどこにカメラを付けるべきなのかを考察してみます。

作業内容を2つに分けます。

  • 集中型:作業対象の装置等に集中する
  • 分散型:警備員のように注意力を多点に分散させる

作業対象までの距離を2つに分けます。

  • 近:手が届く範囲
  • 遠:1メートル以上先

以下表のように、各作業内容・対象から付けるべき部位を分類します。

集中型 分散型
① 眉間
② 頭部 ③ 胴

ウェアラブルカメラ取付位置の考察

『集中型:近』では、作業者が「このレバー」と言ったときに、指令所に「どのレバー」か伝わらなくてはなりません。①眉間近傍にカメラが無いと正確に伝わりません。取付位置の都合、カメラは小型で軽量な必要があります。

『集中型:遠』ではカメラ位置に対する厳しい要件は無く、頭部の付けやすい場所で良いです。②頭部側面であれば、防水性等を考慮したカメラを作りやすいです。

『分散型:遠』では、頭部にカメラがあると画像が動き過ぎて見辛いです。③胴体にカメラを付けることで動きをかなり抑えられます。

当社では遠隔作業支援向けシステムを開発していて、このような課題の解決を日々模索しています。関連ページ:小型高感度カメラ

…なお、『分散型:近』は実用性が低いので考慮から外しました。